カテゴリー「うめぼし(艇に関すること)」の記事

2017年7月18日 (火)

艇の整備(続き)

7月18日も艇の整備をしました。セールドライブのギアオイルに海水が混入してオイルの色が乳白色になっている件でギアオイル注入口からパイプを差し込んで乳白色のオイルを吸い出して新しいオイルを注入しました。オイルはエンジンオイルと同じ15-40を使い2リットル弱の交換になりました。これでしばらくは大丈夫ではないかと思われます。もちろん毎回チェックは続けることにします。エンジンオイルも追加しました。午後からアジズさんが車でダラマンまで行って注文していたベアリングを取ってきてくれました。そしてさっそくウィンドラスの組立取り付けをしてくれました。これでウィンドラスも新品同様ですし構造も概ね理解することができましたので次回からはある程度自分で診断程度はできるようになったと思います。

オイルチェンジャーの下半分に白い油が2リットル弱入っています

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取り付けられたウィンドラス

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2017年7月17日 (月)

艇の整備

7月17日はギョジェキのマリントゥルクに滞在して故障していたオートパイロットのNO2とNO3をレイマリンの代理店の人に預かって貰いました。また動かなくなっていたアンカー用ウィンドラスをIRMAC Yachtingのアジズさんに分解診断をしてもらいましたところモーターとウィンチの間に入っているベアリングが固着していることがわかりました。さっそく車でダラマンの部品店まで交換部品のベアリングを買いに行ってもらいましたがあいにく在庫がないということで明日のお昼までに取り寄せてもらうことにしてきました。ウィンドラスは本体をバウデッキから取り外しまたソレノイドをバウキャビンから取り外して錆びているところやグリースが固着しているのをきれいに掃除をし明日の部品到着を待って再度組み立てる予定です。オートパイロットもウィンドラスもゆかりさんにすべて手配して頂きました。ありがとうございました。

ウィンドラスの分解取り外しをしてもらったアジズさんにダラマンで昼食までご馳走になりました。

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取り外したウィンドラス本体とソレノイド(右)とベアリング(左下)

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取り外したあとのバウデッキの穴

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バウキャビン

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2017年6月20日 (火)

ブルーカード対応

以前にも一度書きましたがトルコではヨットからし尿を一切海に放出してはならないというルールがあります。ヨットの中で用を足したあとの汚水は汚水タンク(ホールディングタンク)に蓄えておいてマリーナに入ったときに専用の施設で吸い出してもらう必要がありその吸い出し記録をブルーカードに残していくという運用です。これに違反していることがコーストガードに見つかると高い罰金が科せられるということです。うめぼしは中古で艇を購入した時にホールディングタンクは付けてもらったのですが吸い出し口が無かったものでそれをここヨットマリーナで加工設置してもらうことにしました。ホールディングタンクの真上のデッキとタンクにそれぞれ穴を開けてその間をパイプでつなぐという工事です。マリーナ内の工事会社はそれぞれ専門領域があって木工はBABAmarine、部品の加工据え付けはMarlinという分担になっています。BABAmarineにデッキとタンクに穴を開けてもらい、Marlinにデッキとタンクに金具を取り付けてもらいその間を頑丈なパイプでつないでもらいました。費用はBABAmarineが40ユーロ、Marlinが150ユーロで合計で23000円程度かかりました。これでやっとトルコ沿岸の航海を楽しむことができるようになりました。

BABAmarineのSerenさん(右)とMuzoさん

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MarlinのErhanさん

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2017年5月18日 (木)

艇の整備や改善項目

マルマリスヨットマリーナには当面1か月程度の間うめぼしを係留して私は日本に一時帰国したいと思っています。その期間を利用して艇のメンテナンスや改善をしておきたいと思いその項目をリストアップしてみました。すべての対応はできないと思いますが現地技術者と対処方法を相談していきたいと思います。

1、エンジン関係

(ア) 電気系統のアラームの原因究明(スタータ、ジェネレータの分解清掃)

(イ) エンジンオイル消費量増大の対策

(ウ) 海水アカ漏れ対策(多分給水口近辺のホース)

(エ) セールドライブギアオイル変色対策(当面の対策)

(オ) GLOWランプが点いたり点かなかったりする件の対策

(カ) アワーメータ接触不良対策(一瞬2951時間が見えた)

(キ) エンジンブロワのホースはずれの補修

2、オートパイロット関係

(ア) NO2、NO4の2台のオートパイロットの修理(RAYMARINEに依頼)

(イ) ST-2000用のオーパイコネクタの追加(旧オーパイ用を交換)

(ウ) ウィンドベーン設置の検討

3、デッキ雨漏れ関係

(ア) 換気扇からの漏水

(イ) メインキャビンハッチからの漏水

(ウ) ハードドジャーの根元からの漏水

(エ) 両サイドの棚からの漏水(エアコン吹き出し口、カッパ入れの棚)

4、給水系

(ア) 泡が入る件の対処

(イ) 温水器のお湯に油の匂いが混入する件の対処

(ウ) 水量メータの修理

5、電気系統

(ア) バッテリー充電状況表示メータの追加

(イ) 風力発電機が回りにくい件の対処

(ウ) シガーコンセントの追加(キャビン後ろのイリジウム用)

(エ) マスト周りのランプのLED化

(オ) キャビン内部のランプのLED化

6、無くなった船名板の取り付け(英語表記も追加したほうが良いか)

7、ジブファーラー用のウィンチ増設の検討

8、エアコンの冷房が動かない件の対処

9、ホールディングタンクの吸い出し口の追加

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2017年4月 4日 (火)

オートパイロットの修理

モトリルに寄った理由の一つは今使っているオートパイロットST-2000のメーカーであるレイマリン社の修理対応可能ディーラーが現地にあることでした。4月3日月曜日の朝さっそくNO4とNO2を持ってそのディーラーに行ってみると快く対応してくれてその場で診断をしてくれました。その結果NO4のプリント版のなかの一部が故障であるとのことですが部品の在庫はないということです。レイマリンに送って修理すれば保証期間内で無償対応してくれるはずだということですが対応に相当の日数がかかるということです。そこでNO2の部品で何とかならないかと相談したところやってみると言う返事でその場ですぐに作業に取り掛かってくれました。二人がかりでプリント版とコンパスを交換してくれて一応動くようになり2時間の技術料として60ユーロを支払い修理は終了しました。これまでまともに動くのはNO3だけでしたので一応NO4が動くようになりやっとバックアップができ一安心というところです。

オートパイロットを修理してくれたお店

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プリント版の左下の部品が悪いと指摘してくれました

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対応してくれた技術者二人
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2017年3月30日 (木)

艇のメンテナンス

3月28日の夕刻は風弱くマリーナ内の艇の揺れもなく早めに蒲団に入り久しぶりにぐっすりとゆっくり眠ることができました。29日の朝早朝から洗濯をしていると前日マリーナ内の整備会社に依頼をしていたステンレス溶接作業のためにペドロさんがさっそく溶接機械を持ってきてくれました。壊れて取れてしまった部品を元の場所にボルトで固定し電気溶接でツナタワー本体のパイプと部品をしっかりと溶接して固定してくれました。これでツナタワーの上の太陽光のパネルの揺れは少なくなることでしょう。またオートパイロットの清掃確認もしました。新品のNO4はコンセントを差し込むとピーッというアラーム音が出て何も操作できない状態のままで今回の確認でも同じ状況でした。NO3は唯一正常に稼働しており今回の航海でもよく頑張ってくれました。これも分解清掃をしましたが海水の混入はほとんど見られませんでしたし稼働確認もOKでした。ライフラフトの積み付け固定ベルトが緩んでいたものは改めて締めなおしました。ステーのピンを確認したところ右側サイドステーのピンが無くなっていましたので新たに割ピンを取り付けてみました。ピンの先が飛び出ているとジブシートが絡んで悪さをするようですのでジブシートが引っかからないようにピンの先が内側になるようにしてみました。前回あった軽油漏れは無くなったようですが今回は黒いオイルが少しですが船底ビルジに混ざってきました。どこからかエンジンオイルが漏れてきている可能性がありますが原因の特定はできていません。エンジンオイルはミンデロでゲージ上端まで補充し80時間稼働して今は上端から3分の2くらいになっています。溶接作業の費用は40ユーロと比較的安く済みました。軽油55リットルを63ユーロで購入し満タンになりました。

ツナタワー後部のステンレス溶接部が破断

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うめぼしまで出張しての溶接作業
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きれいにつながりました
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取れて落ちていた部品
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溶接作業をしてくれたペドロさん
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ボルトがはずれて落ちていたメインシートトラベラ(すぐに締めなおして終了)

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ライフラフトの固定ベルトが緩んできたので追加ベルトで固定
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2017年3月17日 (金)

艇の整備(続き)

軽油が漏れていた可能性が高いステンレス携行缶の収納部分に少し加工をして大きな揺れに対しても携行缶が動かないように対策をしてみました。底の部分が動かないように木片を接着取り付けし上部にはアイを2か所付けて細いロープで固定し缶の隙間にあまりロープを挟んでスペーサーとして動かないようにしました。また携行缶を逆様にしてしばらく放置してみて軽油の漏れがないかどうかの確認もしてみました。次にエンジン底部と艇のビルジ溜まり近辺を高圧洗浄機で清掃しました。黒い油カスのようなものはある程度除去することができたのではないかと思いますし船酔いを助長する油の匂いもほとんど無くなったように思います。昨日マリーナ近くの船具屋さんに注文していたレーダーリフレクターと取り付け金具を約28ユーロで購入しさっそくサイドステーに取り付けてみました。マストに登っての作業は一人では難しいと思いマリーナ職員にお願いしてわざわざ艇まで来てもらいボースンチェアを着けた私をスプレッダーの少し上まで引き上げてもらい作業をしました。前回の航海では機走が約16時間でしたが今日軽油30リットルを補充しました。これで今回のこの地での整備はほぼ終了しいつでも出航できる状態になったと思います。

軽油携行缶収納場所に木片を張り付けて缶が動かないようにしました

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上部にはアイをつけてロープで固定しました

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高圧洗浄機で清掃した船底
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レーダーリフレクター
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2017年3月15日 (水)

艇の整備(続き)

3月15日(水曜日)も艇の整備を続けました。マストステップに落ちていた部品の出元がわかりました。マストの根元からグースネックあたりまたブームまわりをもう一度見直してみましたがそれらしきところが見当たらないのでもしかしたらもっと上の方かもしれないと思いスプレッダーの所まで登ってみたところ右側サイドステーのスプレッダー部分にプラスチックの丸いケースが引っかかっています。よくみるとそれに同じ金具が付いています。上を見てみるとサイドステーのマストトップ近くにあったはずのレーダーリフレクターがありません。レーダーリフレクターが壊れて吹き飛びその取り付け金具だけがデッキの上に落ちていたのです。レーダーリフレクターが無いことにまったく気が付かないということはまだまだ素人というか注意力が足りないというか自分の未熟さ加減を改めて感じている次第です。艇が左に大きく傾いた時に軽油が船底に漏れてくる現象についても原因探究を進めました。コクピット下にある100リットルの燃料タンクとその周りを丁寧に見ていきましたがそれらしき形跡が見当たりません。エンジンの底部に溜まっているビルジもスポンジで汲み出しましたが軽油の匂いがそれほど強くはありません。そうしてみると昨日チェックしたステンレス携行缶を置いているコクピット左側の収納部の床に着いた軽油の匂いが強かったことからこの携行缶二つから漏れている可能性が高いという判断に至りました。本当にそうなのかどうかとりあえず確認するために携行缶のふた付近にウェスを巻き付けて様子をみることにしました。また昨日ジブセールの修理を依頼した地元セールメーカーのToríbio Melimさんがさっそく修理したセールを納品してくれました。修理費用は100ユーロと格安でした。

修理が完了したジブセール(黄色い部分はケブラーの当て布)

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2017年3月14日 (火)

艇の整備

3月14日(火曜日)の午前中に地元のセールメーカーの人にジブセールを引き取りに来てもらいました。ジブセールのフットローチの青いカバー部分が破れたのを補修してもらう予定です。木曜日か金曜日には出来上がるということでした。その時にファーラーを確認したのですが非常に軽く回っていましたので特に手当てをしないで済ませています。また左側ウィンチの分解清掃をしました。ラチェット部分が2か所ありその部分の固まったグリースなどをふき取り清掃しました。しかし組み立てる途中でネジを1個海に落としてしまいました。幸いなことに同じ長さのネジが道具箱に入っていましたのでそれを使うことで事なきを得ました。海の上での作業は極力避けるべきですがウィンチの場合は動かすわけにもいかず作業中に用心するしかないのでしょうか。また今回の航海中にマストステップの所に写真の部品が落ちていました。今日もマスト周りを確認してみたのですがどこから外れてきたのかわかりません。何か重要な部品でないといいのですが。ブームバングはブロックの代わりにロープを使って仮留めしたままです。もう一つ課題がありまして艇が左に大きく傾くと船底に軽油が流れ出して来るのです。そのため航海中はキャビン内が軽油臭くてたまらなくなります。その原因を究明しようと探索しているのですがまだわかっていません。とりあえずステンレス携帯タンクからは漏れていないことを確認して更に動かないようにしっかりと固定をしました。今回航海でうまく動いてくれたオーパイNO4を分解清掃したところ内部に水滴がかなり入っていました。どうも棒が伸び縮みする部分から入ってくるようです。

ジブセールをファーラーから取り外して修理にだしました

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ウィンチを分解したところ
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ねじの形が一つだけ異なっている(海に落としたため)
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どこから落ちてきたのかわからない部品
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2017年3月13日 (月)

ラスパルマスでの海外船検のまとめ

2017年3月8日にラスパルマスで海外船検を受検した経緯をまとめてみます。昨年12月に関東運輸局を訪問し打ち合わせをした結果ラスパルマスには整備業者があり日本人の検査官が駐在しているということでラスパルマスで検査を実施することにして関東運輸局に海外船検受検料を納付しました。イーパーブは日本で検査をすることが必要とのことでしたが国内業者に確認すると現有のREB-24は電池の供給が無く検査できないということで新たに三菱電機特機のTEB-720を購入して持っていくことにしました。ラスパルマスではライフラフトの検査と火工品の提供はSeguridad Maritima社に双方向無線電話機の整備はNautical社にお願いし双方ともにスムーズに検査の実施をしていただきました。そして最終的に3月8日に築山検査官による船上検査の結果検査は合格し以下の写真にあるような立派な船検証を領事館で受領することができました。なお船底検査につきましてはこれまでの整備状況を確認して頂き今回は上架を免除して頂きました。お世話になりました関係各位には厚く御礼申し上げます。また総務省中国総合通信局にはイーパーブの変更に関わる手続きを実施し完了しています。船舶局の検査については延期願いを出すことで今回は何もしないことにしています。

関東運輸局に納付した海外船検受検料:合計132950円

海外検査手数料113700円

第一種中間検査手数料14900円

書換申請手数料4350円(従来の船検は近海だったので遠洋に変更)

TEB-720購入費用:約240000円(足立ヨット造船のご配慮)

ライフラフト整備費用:約120000円(水浸しの清掃費用が3万円ほど加算)

双方向無線電話機の整備費用:約4300円(35ユーロ)

火工品一式:約33000円(270ユーロ)

総合計約53万円

紙ファイルに入った立派な船検証

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Seguridad Maritima社の見積書
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両社の検査証明書
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